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22年3月26日「課題解決×社会起業」講演会レポート



HLL(HIROSHIMA LIVING LAB)がモデレーター等でご協力している叡啓大学主催の公開型講演会「課題解決×社会起業」にご参加頂いた皆さまありがとうございました!


最終回となる第3回のテーマは「地域独自の資源をフル活用してビジネス化している実践者」。広島の二つの島から素敵なゲストをお迎えしました。まず江田島から一般社団法人フウド代表理事の後藤峻さん。そして、尾道市の向島から株式会社立花テキスタイル研究所代表取締役の新里カオリさんです。




お二人ともご出身は広島市や関東で、いわゆる移住者ですが、だからこそ持ち得る少し引いた視点で、自然や独特な地形を利用した観光プランの開発や、廃材を利用した染色技術など、一見、そこに長く暮らしていると「資源」とさえ思わないものまでも活用し、地域の課題とビジネスをうまく仕組み化しておられました。




今回の公開講座は、全3回で計6名のゲストからお話を伺いました。

都市部、山間部、島しょ部など、暮らし、活動するエリアは違うものの、どの方も地域の課題や問題とビジネスとを斬新なアイデアで結びつけ、絶妙なバランス感覚をもって運営しておられる姿が印象的でした。ちゃんと人が関り、持続的な活動にしていくために、しっかりとお金の回わしていく。良いことをしているのだから、お金のことは二の次でいい、ではなく、活動を広げ、よい地域や社会をつくっていくためにも、しっかりと経済的にも成立させることの大切さを、改めて学びました。


最終回に新里カオリさんがおっしゃった、今の社会、そして未来世代に「うしろめたくない仕事を」という言葉が表すように、ソーシャルビジネスに関わる人たちの覚悟と責任のような力強さを感じる一連の公開講座となりました。


(HLL平尾)




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